まず、介護職員として働くためには、そのための資格を取得すると良いでしょう。
専門的な知識や責任感なども必要とされる仕事であるため、施設や職種によっては資格の取得が必須の場合もあるのです。
それでは、資格の取得のためにはどうしたらよいのでしょうか。
具体的には、まず介護職員初任者研修を受けることが要求されることでしょう。
初任者研修とは、介護職員になるための基礎的な知識や実技を学習するための研修であり、各自治体がおのおの実施しています。
研修においては、主に座学と実技講習、それから実習を受けることができるようになっています。
しかも、一般的な通学講座だけでなく、夜間コースや通信講座まで用意されているため、自分の都合に合わせながら自由に受講することが可能です。
座学では基礎的な知識を得ることができ、実技指導では基本的なベッドメイキングの仕方から体位交換、移動介助、更衣介助など、技術の多くを学ぶことができます。
ただし、研修期間は1か月から長くても3か月ほどしかないので、すべての知識や実技を学習することは難しいと言わざるを得ないでしょう。
あとは実際に現場に出て、経験から得ていくしかないのです。
つまり、実際に資格を取った後が大切と言えるのです。
とはいえ、初任者研修は介護に就こうと考える人であれば受講したほうが良い研修なので、その指導はかなり手厚いと言えるでしょう。
費用も5万円ほどから受講でき、家計の大きな負担になることも少なく、誰でも受講することができる研修なのです。
研修の最後に修了試験を受け、合格すれば晴れて資格を取得することができます。